ぼ~っとする。
2008年 07月 02日いつだったか、NHKの番組である小学校の授業風景を特集していたのをたまたま見た。
先生はお寺のお坊さんで庭の設計士でもあるお方。
授業のテーマは、「ぼ~っとする」。
そのぼ~っとする事が簡単なようで難しく、初め子供達は与えられたテーマに対してトンチンカンだった。
ぼ~っとしながら感じたものをスケッチしてみる。 時間がたつにつれそれぞれの場所で、
それぞれが思い思いに体感して感じたものを描き出していた。
そして次にそれを自分が感じたことを形に表す・・・土や木々、石、水、などなどを使い四角の枠の中に自分の世界を表現するのだ。 校庭内の苔や葉を拾ったりもして。
いや~~~ん、素晴らしい個々の世界が出来上がっている・・・どれも感心するばかり。
昨今、塾やお稽古などなどで子供達の生活は棲ざましいものがあるが・・・この授業のような
時間って今ではとっても貴重なのかもしれない・・・と思った。
だって、子供達の想像力って生き生きして、どれも輝いていたもの。
「ぼ~っとする」・・・・まっ、私は毎日ぼ~っとしているけど、そこから何かが見えてくる、
と言ってたが・・・雑念ばっかの自分は純粋な心が失われているのか・・見えてくるのは
えへへ~~~ばっか。
働く現代人も「ぼ~っとする」時間も必要だね。 ぼ~っと自然の木々を眺めてみたり・・
空をみたり、 いい意味のぼ~っとするを少しでも実践出来たらいいねっ!
by gotenn17
| 2008-07-02 15:06
| VQ1005